政界で長年しのぎを削ってきた政治家たち。その中でも、意外な接点として語られるのが、高市早苗氏と野田佳彦氏の関係です。
キーワードは「松下政経塾」と“同期”。実は2人は同じ志を抱いた塾出身ながら、正確には同期ではありません。しかし、深い縁で結ばれた間柄です。
■ 松下政経塾での関係性
松下政経塾は、松下幸之助氏が創設した政治家育成機関。全寮制でリーダー育成を行うことで知られています。
高市氏と野田氏の関係を整理すると、次の通りです。
| 氏名 | 入塾期 | 関係性 |
|---|---|---|
| 野田佳彦 | 1期生 | 高市氏の面接官 |
| 高市早苗 | 5期生 | 野田氏の後輩 |
つまり「同期」ではなく、先輩と後輩の関係でした。
野田氏は入塾試験で高市氏の面接を担当し、最高得点をつけたと振り返っています。革ジャン姿で現れ、堂々と受け答えする姿が印象的だったそうです。
■ 若き日の選挙戦での共闘
1987年、千葉県議選に挑んだ野田氏。その選挙活動を手伝ったのが塾生だった高市氏でした。ポスター貼りなどを担当し、住み込みで支援したといわれています。
当時の状況を比較すると──
| 野田氏 | 高市氏 | |
|---|---|---|
| 出身 | 一般家庭 | 一般家庭 |
| 地盤 | なし | なし |
| 政治スタート | 県議 | 参院挑戦(後に衆院) |
「地盤・看板・かばん」の三バンを持たない中で、互いに努力で道を切り開いた点は共通しています。
■ 政治的立場の違いと現在
その後、野田氏は立憲系へ、高市氏は自民党の中核へと進み、思想や政策スタンスは大きく異なりました。しかし、政経塾時代の縁は続いているとされています。
近年も党首会談などで互いをねぎらう発言があり、「共感し尊敬する点が多い」と語る場面もありました。
まとめ
「高市早苗 松下政経塾 同期」というキーワードで語られることがありますが、正確には同期ではなく先輩後輩の関係です。
それでも、
- 同じ塾で学び
- 若き日に選挙で共闘し
- それぞれ異なる政治の道を歩んだ
という事実は、政界でも珍しいドラマ性を持っています。
政治的立場は違えど、原点を共有する2人。松下政経塾という舞台が、日本政治に与えた影響の大きさも改めて感じさせられます。


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